口絵
義肢による切断者の更生
稗田 正虎
1
1国立身体障害者更生指導所
pp.1-12
発行日 1957年6月15日
Published Date 1957/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910365
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第一次世界大戦後偉大な発達をとげた義肢は,第二次世界大戦でも更に高度の研究がつまれ,その結果は今や実用的な域まで達し,よき外科手術,正しい後処置,優秀な義肢,強力な義肢使用訓練とが専門家のチーム・ワークの下に行われると,比較的短期間で切断者は更生出来ると言われている。更生指導チームの中で義肢の演ずる役は重く,その義肢が不適当であれば切断者の更生は阻害される。
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