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蚊と蝿のいない病院—國立東京第二病院
pp.45-54
発行日 1954年7月1日
Published Date 1954/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200838
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昭和28年5月に厚生省から蚊,蝿のいない病院のテストケースとして環境衛生対策を実施して見るよう命令があつた。然しこの様な計画的な事業を直に実施するには先ず次の様な根本的な事柄が実施の意欲をにぶらした。
1.夏季に蚊や蜻蛉が居るのは日本の風土と云うものが,どういうものだとの常識が,そうした宿命的に存在するものをなくすることは容易な事であるまいとの通俗的な感じ。
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