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國立病院における看護業務のタイム・スタデイー
萩原 義雄
,
安富 徹
,
国立東京第一病院
,
国立東京第二病院
,
国立世田谷病院
,
国立京都病院
,
国立岡山病院
,
国立京都病院
pp.2-13
発行日 1955年7月1日
Published Date 1955/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200974
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緒言
本報告は昭和28,29年度連続して,厚生省医務局国立病院協同研究・病院管理・看護班の行つた研究業績の一部である。本研究の目的は「国立病院の看護業務の実態を知り,それを分析し,標準的看護体系を確立すること」にある。研究員は,東京第一,東京第二,世田谷,京都,岡山の各国立病院であつて,その中,内科,外科,産科,小兒科の4病棟をえらび,病棟の看護業務に従事する全員について,しかも,被検者全部に夫々1名宛の記録者をつけ6日間の業務の全経過を追つた追跡調査である。被検者の延人員は約1,800人,その記録者と合して計3,600人が動員されたわけである。
その集計値,集計上の用語,数値の算出法などは,紙数の関係上ここには省略する。
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