Japanese
English
讀者の聲
【その1】療養所の再編成を急げ—戦後の結核治療法の進展に即応して
Sanatorium reforming is urged to meet postwar T. B. therapeutics rapidly advancing
富田 重雄
1
1財団法人化学療法研究所事務
pp.47-48
発行日 1954年4月1日
Published Date 1954/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200804
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
現在,結核の療養施設といえば,一つの組織の中に伝染病院的な性格とサナトリウム的な性格及びアフタケア的性格等さまざまの目的を内包しているものが多いが,私は一応これ等を分解して,地方別にそれぞれの目的をもつ療養施設に編成替する必要があると考える。
即ち,① 結核病院,② サナトリウム,③ アフタケアの3つの目的毎に分類し,この3者が有機的に連携を保ち得るよう,それぞれ両編成し,今後の療養施設の新設も亦,全てこの見地から計劃され推進されねばならない。
Copyright © 1954, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.