グラフ インタビュー
日野原重明一〇一歳 語る
pp.1-4
発行日 2013年1月1日
Published Date 2013/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102426
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2012年10月4日に101歳を迎えた日野原重明先生.医師となって約75年が過ぎるが,今なお現役で診療を行い,病院理事長として経営に携わるほか,各種団体の会長や理事長として驚異的なスケジュールをこなしている.
本誌『病院』の創刊は約65年前の1949年であり,初代編集委員が当時,聖路加国際病院院長であった橋本寛敏先生であった.その頃,日野原先生は橋本院長の片腕として聖路加国際病院に勤務し,編集会議に一緒に来られたこともあったそうである.『病院』創刊号の表紙は聖路加国際病院の塔が飾っている.
インタビューは誕生日直前の10月1日に行い,台風一過の澄みわたった空のもと,聖路加国際病院の中庭で撮影した.病院の敷地にはたくさんの木々が植えられ,日野原先生の企画・原案により音楽劇ともなった絵本『葉っぱのフレディ』(レオ・バスカーリア著)を思い起こさせる.日野原先生は季節ごとに移り変わる草木を見ながら,自然の息吹や命の摂理を感じるのだという.
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