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看護学生と若手設計者が考える 理想の病院
pp.69
発行日 2011年1月1日
Published Date 2011/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101871
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医療・福祉施設の設計者は,より質の高いケアやサービス,療養空間としての快適さを患者や利用者に提供したいという医療者の希望をできる限り実現しようとする一方で,コストや敷地面積,工期など様々な制約も考慮しなければなりません.本誌「アーキテクチャー保健・医療・福祉」欄で紹介している医療・福祉施設は,いわば理想と現実の間で,少しでも理想に近づけようという,設計者と医療者の努力の結晶とも言えます.
では,もし上記に挙げたような様々な制約がなかったとしたら.「アーキテクチャー」欄の編集協力委員である筧淳夫氏(国立保健医療科学院 施設科学部長)ならびに中山茂樹氏(千葉大学工学部 教授)のご協力をいただき,「看護学生に“理想の病院”についてディスカッションしてもらい,そこで出されたテーマについて,若手設計者がイメージを膨らませ,設計プランを描く」という新連載のコンセプトが決定しました.本連載「看護学生と若手設計者が考える 理想の病院」では,今年1年にわたり,12名の設計者による設計プランを紹介していきます.
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