特集 拡大するリハビリテーション医療
がん医療におけるリハビリテーション
田沼 明
1
1静岡県立静岡がんセンター リハビリテーション科
キーワード:
悪性腫瘍
,
リハビリテーション
,
周術期
,
廃用症候群
,
終末期
Keyword:
悪性腫瘍
,
リハビリテーション
,
周術期
,
廃用症候群
,
終末期
pp.865-867
発行日 2010年11月1日
Published Date 2010/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101817
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
高齢化社会に突入したわが国において,がん患者数は年々増加している.一方,医療技術の進歩によってがんの死亡率は減少傾向にあり,がんを克服した,あるいはがんと共存している患者数は増え続けている.これらの患者においては,がんそのものやがんの治療によって生じた機能障害が生活の質(QOL : Quality of Life)を落とす原因となる.したがって,がん患者の機能障害や日常生活活動(ADL : Activities of Daily Living)の維持・改善のためリハビリテーションの必要性が増している.
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.