連載 DPC時代の医療経営管理塾・5
調整係数の決め方
高橋 泰
1
1国際医療福祉大学医療経営管理学科
pp.922-923
発行日 2008年10月1日
Published Date 2008/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101305
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診断群Aの包括部分の1日当たりの支払額
3万円(入院期間にかかわらず)
診断群Bの包括部分の1日当たりの支払額
4万円(入院期間にかかわらず)
診断群Cの包括部分の1日当たりの支払額
5万円(入院期間にかかわらず)
診断群Dの包括部分の1日当たりの支払額
6万円(入院期間にかかわらず)
とする.左の表は,DPC調査期間中の松病院のDPC関連の全患者の診断群,在院日数,包括部分が出来高で支払われた場合の医療収入額を示す.
(DPCの調査期間中に松病院を退院した患者データ)
〈問1〉出来高払いの方が,包括払いより高い収入を得られるのは10症例中,何症例か?
〈問2〉松病院の調整係数を求めよ(小数点第3位まで算出せよ).
(国際医療福祉大学医療経営管理学科2007年2年後期「医療における今日的諸問題」期末テスト)
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