グラフ
漢方・鍼灸治療の実際―東西両医学を融和した医療への期待―北里研究所 東洋医学総合研究所
pp.529-532
発行日 2007年7月1日
Published Date 2007/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100964
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
漢方は,古代中国由来の医学が日本で独自の発展を遂げたものである.東洋医学は一般に漢方や中医学などを指し,独特の診断手法で患者の「証」を導き出し,治療方針を決める.その治療手技の二大柱が漢方薬と鍼灸である.北里研究所東洋医学総合研究所漢方鍼灸治療センターは,東洋医学の医療機関で,漢方と鍼灸の外来を有する.
1日の受診者数はおよそ漢方160~200人,鍼灸50人(新患は漢方・鍼灸合わせて20人程)で継続患者が多い.医師(鍼灸師)は常勤・非常勤を含めて,漢方21人,鍼灸9人(内3人は漢方と兼務)による交代制で,大体,漢方外来は5人,鍼灸は4人,金曜の夜間漢方外来は3人の医師(鍼灸師)が対応する(曜日・時間により多少異なる).
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.