グラフ
「医療と介護の複合体」を推進し,地域に密着した医療を実践―医療法人つくばセントラル病院
pp.889-894
発行日 2003年11月1日
Published Date 2003/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100724
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「医療と介護の複合体」を経営戦略に
つくばセントラル病院は,竹島 徹院長(現理事長・院長)が1988年12月1日,128床の個人病院として開設.1993年3月,医療法人に改組.その後緩和ケア病棟20床を開設(2000年10月),医療保険適用療養型病床51床を増床し(2001年4月),199床の規模となった.また同法人は,1997年3月に牛久市唯一の老人保健施設「セントラルゆうあい」を,2000年3月には社会福祉法人若竹会「牛久さくら園」を開設.さらに,訪問診療・看護・介護・薬剤指導・リハビリテーション・栄養指導,訪問配食などの在宅療養サービスも充実させてきた.
これらは,「民間中小病院である当院のとるべき道は“医療と介護の複合体”にある」という竹島院長の方針に沿うものである.「介護の後ろ支えがあってはじめて,当院の目指す地域密着型の医療を成し得る」と竹島院長は考えている.
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