特集 亜急性医療は存在し得るか
【対談】亜急性医療を考える
池上 直己
1
,
西澤 寛俊
2,3
1慶應義塾大学医学部医療政策・管理学
2全日本病院協会
3特別医療法人恵和会西岡病院
pp.1015-1021
発行日 2003年12月1日
Published Date 2003/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100717
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――亜急性医療の概念とは? 日本では医療法上と診療報酬上とでは,亜急性期の扱いが異なっている.亜急性期入院医療が何であるか,きちんとした定義づけがなされてはいない.亜急性期入院医療の支払いは,将来的にはDRG(diagnosis procedure combination),またはDPC(diagnostic related groups)による支払いを適用したらよいのか,それとも,慢性期入院医療への導入が検討されているRUG(resource utilization groups)分類による支払いを適用するほうがよいのか.本対談では,今後の診療報酬の行方とあわせて,亜急性医療をめぐって議論いただいた.
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