特集 検証 平成18年診療報酬改定
【事例】
北海道における診療報酬改定の影響―一般病棟入院基本料届出実態調査報告をもとに
西澤 寛俊
1,2
1特別医療法人恵和会西岡病院
2NPO法人北海道病院協会
pp.996-999
発行日 2006年12月1日
Published Date 2006/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100428
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平成18年診療報酬改定において,医療機能分化の推進や平均在院日数の短縮,療養病床の再編,リハビリテーションの大幅な組み換え等が行われた.なかでも一般病棟入院基本料に係る改定は,本道の中小病院の経営に大きな影響を与えたどころか,本道の地域医療の崩壊を危惧させるほどのダメージを与えた.
NPO法人北海道病院協会が本年6月ならびに8月に実施した調査結果に基づき,一般病棟入院基本料の改定が,本道の医療に与えた影響について報告する.
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