特別寄稿
医療安全確保のための看護人員体制とアウトカム指標の検証(第二報)―急性期看護の現状と患者特性,患者満足度
奥 裕美
1
,
太田 加世
2
,
古場 裕司
3
,
安井 はるみ
4
,
井部 俊子
5
1聖路加看護大学看護管理学教室
2前聖路加看護大学看護管理学教室
3(株)三菱総合研究所ヒューマン・ケア研究グループ
4神奈川県看護協会医療安全対策課
5聖路加看護大学看護管理学
pp.573-575
発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100337
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本誌 4 月号にて,「医療安全確保のための看護人員体制とアウトカム指標の検証(第一報)」として,本研究の概要と,その時点で集計・分析が行われた結果の一部について報告した.今回は同調査の第 2 報として,3 か月間の調査データと,患者満足度調査結果のデータの分析結果について報告する.
■研究方法の概要
(詳細は第 1 報を参照)
関東近郊の急性期医療を担っている病棟を管理する看護管理者 94 名(以下,研究協力看護管理者とする)に対し,以下の調査票への記入,およびその病棟から退院する患者 100 名に対する,患者満足度調査票の配布・回収を依頼した.なお研究協力看護管理者に対しては,本研究の主旨や背景を説明し,調査票への記入方法等について理解を深めるため,セミナーを事前に 3 回開催した.
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