連載 回復期リハビリテーション病棟便り・9
数え年
大仲 功一
1
1茨城県立医療大学付属病院リハビリテーション科
pp.240-241
発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100261
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数え年と満年齢
数え年の数え方は,生まれた時点を1歳とし,新年を迎えるたびに1歳ずつ加えていく.私事で恐縮だが,筆者の誕生日は年末の12月26日である.したがって,生まれてからまだ一週間も経たない翌年の元日には,数え年で2歳になっていた.その時,満年齢ではもちろん0歳である.それから40年以上経過した平成17年1月現在も,当然のことながら数え年と満年齢には2歳の開きがある.
なぜこのような話をするかというと,リハビリテーション(以下,リハ)医療における「リハ総合実施計画書」(以下,計画書と略す)の扱いが,数え年と同様の「数え月」であり,入院日やリハ開始日から起算した単純な月数(満年齢にあたる)ではないからである(後述).
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