特集 新しい臨床教育手法―シミュレータの活用
トレーニングラボの実例:企業による施設
テルモメディカルプラネックス
田辺 進
1
,
池田 素康
2
1テルモ株式会社研究開発センター
2テルモ株式会社医療器カンパニー
pp.224-226
発行日 2006年3月1日
Published Date 2006/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100185
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テルモ株式会社は2002年6月,先端的な医療技術の開発と普及を目的にテルモメディカルプラネックスを設立した.この施設は,医師や臨床工学技士,看護師をはじめとするあらゆる医療関係者とテルモのコラボレーションの場として,医療現場に密着した製品開発と,新しい治療方法や安全な医療技術の普及,スキルアップの促進を目指している.
同施設の名称である「プラネックス(Pranex)」は,医療関係者が行う「医療手技の実践・実習」を意味する「Practice」と,研究開発センターの別館を表す「Annex」をあわせた造語で,同施設設立の目的を表現している.
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