特別寄稿
杏林大学医学部附属病院中央病棟―コンセプトを実現するためのハードとソフト
菅原 努
1
,
齋藤 英昭
2
1㈱竹中工務店設計部
2杏林大学医学部医療管理学・病院管理部
pp.152-155
発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100170
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杏林大学医学部附属病院は東京都三鷹市に1970年に開設された.現在の許可病床数は1,162床,外来患者数は1日約2,200人を数え,東京西部地区三多摩の中核的医療センターの役割を果たしている.当院は,高度医療の提供・技術開発・研修を担う特定機能病院の承認を受けており,さらに1次・2次救急に加えて,3次救急医療を有機的にカバーする高度救命救急センター,および総合周産期母子医療センターの運営に力を注いできた.さらに医療の充実を図るべく, このたび2005年5月末に,これまでの外来棟,第1,2,3病棟,救急救命センターに加えて,新しく地下2階,地上5階からなる中央病棟をオープンした.そこで,この中央病棟のコンセプトやそれを実現するためのハードおよびソフト面について紹介する.
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