特別寄稿
関西医科大学研修医過労死裁判―その意義と教訓
岡崎 守延
1
1堺総合法律事務所
pp.824-827
発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100094
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最高裁判所は,2005(平成17)年6月3日に,研修医を労働者と認める初の判断を示した.
本件は,研修医の身分が司法の場で争われた初のケースであったが,大阪地方裁判所堺支部,大阪高等裁判所に続いて,最高裁判所でも研修医が労働者と明確に認められたことにより,この問題を巡る議論に決着がついたことになる.
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