特集 病院経営のプロをどう養成するか
病院としての取り組み 企業立病院―経営担当副院長制を通じて
植松 嵒
1
1株式会社麻生飯塚病院経営管理部・医療技術部門担当
pp.646-649
発行日 2005年8月1日
Published Date 2005/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100060
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本題に入る前に,筆者が所属する(株)麻生飯塚病院の歴史,概況,背景等について予め知っていただくことが,この稿の理解につながると思われるので,それについて若干触れることにする.
表の概況が示すとおり,当病院の特徴は,
1)株式会社立の病院(当然歴史は古い)
2)九州の地方都市に位置する
3)地域の中核病院(市民病院的役割)
4)1,000床以上を有する急性期病院
ということができる.この病院がどのような歩みをして,人が何に取り組み,何を成してきたかを振り返りながら,テーマとしての「病院経営のプロをどう養成するか」に結びつけてみたい.
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