プログレス
MRI(核磁気共鳴)装置
鳥塚 莞爾
1
1福井医科大学
pp.679
発行日 1987年10月15日
Published Date 1987/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103881
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MRI(magnetic resonance imaging)は,強力な磁場中の人体中の原子とラジオ波の相互作用に基づく画像であり,X線検査のような放射線被曝の心配が無く,現在,主として水素原子による画像が作成されている.
常電導型と超電導型とがあり,常電導型ではせいぜい2,000Gauss(ガウス)(0.2T(テスラー))の磁場しか得られないが,超電導型では15,000~20,000Gauss(1.5~2.0T)の高磁場が得られ,秀れた画質の画像が得られる.
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