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編集後記
荻島 秀男
pp.799
発行日 1983年11月15日
Published Date 1983/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102981
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今月号の特集は整形外科であるが,最近は出来るだけ非観血的にという考えに基づいての治療も普及し始め,いわゆる患者の日常生活動作における問題点をとらえるリハビリテーション的思考が浸透しているようである.しかしややもすれば例数を競う事が原因で効果のない手術もまたまだ後を断っていない.
特集の中では側彎症に関する装具療法に関しては予後の推定が困難な場合もあり,患者家族との対話,限界の熟知などが重要で長期にわたるフォローアップが必要である事が強調されている.
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