Japanese
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特集 精神科作業療法の治療手技
スポーツ活動
Therapeutic Sports, Recreation and Playing
工藤 正春
1
Masaharu KUDO
1
1藤代健生病院
1Fujishiro-Kensei Hospital.
pp.523-527
発行日 1983年8月15日
Published Date 1983/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102903
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Ⅰ.はじめに
スポーツ活動それ自体は,人類の歴史や個人の発達と密着し,有機的に関係し合っている.そして,医療にも深く結び付いて来ており,精神障害者へも多くの試みが展開されている.OT場面でも,スポーツ活動を主体的・補助的に活用している中で,治療的人間関係への窓口が開かれたり,全人間的なまとまりが形成されたり,活動を介したコミュニケーションの発見と活動中の言語的コミュニケーションの容易さなどを数多く経験している.
そこでまず,スポーツ活動について探り,その治療的特性についてまとめ,著者が関与しているグループ活動(集団療法)・個人作業療法として関わっている症例(2例)での経過を述べながら,考察を加えて行きたい.
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