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講座
運動生理学 2.運動と筋・神経
Exercise Physiology 2. Muscle, Nerve and Exercise
小野 三嗣
1
ONo Mitsutsugu
1
1東京学芸大学
1Tokyo Gakugei University.
pp.727-732
発行日 1981年8月15日
Published Date 1981/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102459
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Ⅰ.骨格筋と神経との関係
ヒトの骨格筋を顕微鏡で調べてみると,単にその染色性が異なっているというだけでなく,働きの上でも著しく異なった筋線維がモザイク的にまじり合って存在していることを知ることができる.
運動生理学的にはこれらを相性筋線維と緊張筋線維とに2大別して取扱う.前者は疲労しやすいが収縮速度が速いということで速筋,後者は疲労しにくいが収縮速度が遅いという意味で遅筋と言われたりする.
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