座談会
PT・OTの処方をめぐって―1973年1月29日 於・医学書院
鎌倉 矩子
1
,
上田 敏
1
,
松村 秩
2
,
矢谷 令子
3
1東大病院
2リハ学院理学療法学部
3リハ学院作業療法学部
pp.401-410
発行日 1973年6月15日
Published Date 1973/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100640
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PT・OTの処方について幾度か問題提起がなされてきているが,日本の現状ではいまだそのあり方をめぐってはPT・OTの内部ですら規準化された思想は確立していない.
しかしこの問題は専門職として自立した職域をもち,リハビリテーションチームの一員として機能的な関係性をつくりあげていくうえでは避けて通ることのできない問題である.
本座談会ではリハビリテーションの最先進国であるアメリカのPT・OT両協会の考え方,実際を参考にしながら,日本の現実の中でどう把えなおしていくべきかについて,両国で臨床経験をお持ちの医師,PT,OTの方々にお集りいただきトータルな視点からお話合いいただいた.
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