Japanese
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特集 腰痛のリハビリテーション
ウィリアムズの体操について
Williams Postural Exercises
小池 信雄
1
,
鈴木 貞夫
1
,
藤沢 しげ子
1
,
根岸 喜美雄
1
,
花房 勇
1
Nobuo KOIKE
1
1慶応大学病院リハビリテーションセンター
pp.13-18
発行日 1968年8月9日
Published Date 1968/8/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100129
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はじめに
腰痛を訴える患者には,椎間板ヘルニア・脊椎分離症・脊椎辷り症・変形性脊椎症などのほかに,全身症状の部分的症状として現われたり,労働環境および労働作業などによる構造的な姿勢異常(Mechanical Malposture)により腰痛を訴える場合があるが,疾患がなんらかのかたちで腰仙部の諸構造に直接あるいは間接的な結びつきをもっている。これらの腰痛に対する理学療法として慢性期における運動療法の一つであるWilliamsのPostural Exercisesがあげずられるが,その時期に対する他の理学療法と併用して行なうべきであろう。
1937年にPaul C. Williamsが腰痛症に対する運動療法を報告しているが,ここでは主として慢性期におけるWilliams Exercisesを中心に紹介する。
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