カラーグラフ 目でみる耳鼻咽喉科
中耳傍神経節腫瘍
天津 睦郎
1
1神戸大学耳鼻咽喉科
pp.390-391
発行日 1977年6月20日
Published Date 1977/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492208505
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1941年Guildが頸動脈球に類似した構造のものが頸静脈の壁,鼓室などに存在することを発見し頸静脈球(glomus jugulare)と命名した。1945年H. Rosenwasserにより頸静脈球から発生した腫瘍の報告がなされた。本腫瘍には種々の呼称があり,女性に多くしかも有色人種より白人に多く発生するといわれている。
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