第8回国際耳鼻咽喉科学会印象記
記憶に残るサヨナラ・パーティー,他
Gill Ryoung Kim
1
1Yonsei University College of Medicine
pp.113-116
発行日 1967年1月20日
Published Date 1967/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492203727
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昨年の秋,日本の東京で開催された第8回国際耳鼻咽喉科学会に出席できたことは,私にとつて,この上もない喜びであり特典であつた。アジアに住む耳鼻咽喉科医の一人として,私はこの第8回国際学会は特別の意義があつたと思う。なぜなら本会議は,37年前に国際会議が設立されていらい,アジアにおいて始めて開催された学会であるからである。
まず第一に,今回の学会の組織委員のすべてのメンバーに,私は心からなる感謝と賞賛の意を表するしだいであろ。これらの人達の私心なき努力と貢献があればこそ,この学会において,多くの貴重なすばらしい成果をあげることが出来たと思う。私はまた日本滞在を大変楽しく,有意義のものにしてくれた日本の人々の親切なもてなしと協力に対し,60ケ国からの4,487人の参加者とともに,日本政府と国民に感謝したいと思う。
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