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汎發性構音障碍(吶)の1例
鈴木 篤郞
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1東北大學醫學部耳鼻咽喉科學教室
pp.258-259
発行日 1948年12月1日
Published Date 1948/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492200109
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構音障碍(吶)の中ではサ行乃至カ行構音障碍などは比較的屡々遭遇する型であるが,語音の大部分に障碍のあるもの,即ち汎發性吶はそれ程多くなく,殊に母音の障碍を伴うものは稀であると云はれている(Gutzmann.Fröschels).我國に於て汎發性吶に就て久保氏及白岩氏の報告がある.著者は最近母音障碍を伴つた本症の1例を經驗したので簡單に報告する.
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