Japanese
English
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Premarinの泌尿器科手術への使用経験
EXPERIENCE OF THE PREMARIN ON UROLOGICAL OPERATION
百瀬 俊郎
1
,
尾本 徹男
1
,
有吉 朝美
1
Shunro MOMOSE
1
,
Tetsuo OMOTO
1
,
Asami ARIYOSHI
1
1九州大学医学部泌尿器科
1Departmnt of Urolory, School of Medicine Kyushu University
pp.1087-1088
発行日 1965年11月1日
Published Date 1965/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204212
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I.はじめに
泌尿器科手術で最も注意すべきことに,尿路の確保と出血の阻止とがあげられる。ことに手術中の出血は適確な手術操作を困難にし,術後の出血は凝血による尿路の閉塞を起しやすく,術創の感染機会を増大し創治癒を遷延させることが多い。
今回われわれはエストロゲンの結合型であるPremarinを使用する機会を与えられたので前立腺被膜摘下除術5例,その他2例に用いすぐれた止血効果を認めたので報告する。
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