Japanese
English
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Duhring氏疱疹状皮膚炎の1例
A CASE OF DERMATITIS HERPETIFORMIS DUHRING
高須 令三
1
,
高須 俊治
1
Reizo TAKASU
1
,
Shunji TAKASU
1
1愛知新生病院皮膚科
1Department of Dermato-logy, Aichi Shinsei Hospital
pp.515-516
発行日 1964年5月1日
Published Date 1964/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203785
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I.まえがき
Duhring氏疱疹状皮膚炎は比較的稀有にして且つ難治の疾患である。われわれは最近本症の1例に遭遇し,しかも全治せしむることが出来たのでここに報告して置く次第である。
本症は抑々Duhringが1884年に天疱瘡群の一変型として報告したのに始まる。本症は天疱瘡とは臨床所見,組織所見,沃度に過敏なこと,食塩の体内蓄積のないこと,比較的全身症状の軽いこと等が天疱瘡と異り現今では一独立疾患として取り扱われている。
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