Japanese
English
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淋菌の顕微鏡検査成績と培養検査成績との比較及びその批判に就て
COMPARISON BETWEEN THE RESULTS OF MICROSCOPIC EXAMINATION AND CULTURE TEST OF GONOCOCCUS, AND ITS INTERPRETATION
八木沢 徳五郎
1
,
高橋 栄
1
,
津島 キミ子
1
T. YAGISAWA
1
,
S. TAKAHASHI
1
,
K. TSUSHIMA
1
1横須賀市性病診療所
1Yokosukashi V. D. Clinic
pp.955-957
発行日 1961年11月1日
Published Date 1961/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203170
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I.緒言
近時淋菌培養の普及と共に鏡検における淋菌陽性率と培養を行つた時の淋菌陽性率との差が目立つて来た。即ち培養検査においては顕微鏡検査の2〜3倍の陽性率を示すのが常である。之は主として鏡検における見落しに依るものであろうが,然らば再検査によつて何%位発見率を増すであろうか。この点の調査も又必要であろう。
我々は昭和33年1月から昭和35年10月迄の間の淋菌陽性例の中843例に就いてこの点を観察し得たので報告する。
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