Japanese
English
--------------------
膿球および表皮細胞の多寡と淋菌陽性率との関係
STUDIES ON RELATION BETWEEN POSITIVITY OF GONOCOCCI AND THE NUMBER OF PUS AND EPITHEL CELLS
八木沢 徳五郎
1
Tokugoro YAGISAWA
1
1横須賀市性病診療所
1Yokosuka Venereal Clinic
pp.463-465
発行日 1960年5月1日
Published Date 1960/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202823
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
I.緒言
淋菌の発見と膿球の存在との関係は甚だ深く,淋菌検査法指針1)によればその鏡検の項の初めに「まず膿細胞の存否に注意する」とある。また記録の項には「淋菌に似たグラム陰性の双球菌が細胞外にのみ見出されたときは容疑と記載する」とあり,また「菌の記載に加えて膿細胞の存否,多少を記録する」と記載してある。
私は昭和29年11月より昭和32年3月まで約2年半の間,横須賀市立保健所併設性病診療所および横須賀市性病診療所に感染源調査の目的で来診した外国人相手の特殊職業婦人9141名について統計学的にこれの調査検討を行なつたのでここに報告する。
Copyright © 1960, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.