Japanese
English
--------------------
プリスコール錠の凍瘡にたいする治験
THERAPEUTIC RESULT OF PRISCOL IN CHILBLAIN.
真崎 光雄
1
,
東 健一
1
Mitsuo Mazaki
1
,
Ken-ichi Azuma
1
1国立筑紫病院皮泌科
1Department of Dermatology and Urology, Tsukushi National Hospital
pp.208-213
発行日 1958年2月1日
Published Date 1958/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202196
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
緒言
凍瘡の治療に関しては多数の報告があるが,従前の局所療法を主とするものより,漸次全身殊法との併用に移行し,更に全身療法単独への段階に達しつつある。全身療法としては,そのいずれもが血管系を対象とし,或いはアレルギー性特徴に着目されている。今回私どもは自律神経遮断剤,とくに末梢血管拡張作用が極めて強力であるプリスコール錠を凍瘡患者に経口投与し,著明な効果を認め得たので報告する。
Copyright © 1958, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.