Japanese
English
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陰茎持続勃起症の1例
A CASE OF PRIAPISM
矢吹 芳一
1
,
川端 正雄
1
,
鈴木 順
1
Yoshiichi Yabuki
1
,
Masao Kawabata
1
,
Jun Suzuki
1
1東京慈恵会医科大学附属東京病院泌尿器科教室
1Department of Urology Tokyo Jikei Medical College.
pp.49-52
発行日 1958年1月1日
Published Date 1958/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202162
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緒論
陰茎持続勃起症は勃起が持久的で,性感を伴わず,疼痛があり,排尿可能な事が多く,発症が突発的で経過緩慢,局所に冷感がある等の特徴から生理的勃起と区別されている特異な疾患である。
1616年Straensの報告以来,欧米では可成りの報告があるが,本邦では1950年大越氏の17例集計以後,我々が渉猟し得たものでも既に32例を数える。
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