増刊号特集 泌尿器科検査パーフェクトガイド
Ⅱ疾患別:実施すべき検査と典型所見
[9]性機能障害
陰茎持続勃起症
川西 泰夫
1
,
三宅 毅志
1
1高松赤十字病院泌尿器科
pp.244-246
発行日 2017年4月5日
Published Date 2017/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205978
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ここがポイント
◉虚血性持続勃症は処置が遅れると海綿体組織の不可逆性線維化を来すことがあるので,虚血性持続勃起症か非虚血性持続勃起症かの鑑別をすみやかに行う必要がある.
◉鑑別は病歴(外傷歴や内服歴),勃起の硬度,疼痛の有無から比較的容易に可能である.
◉臨床検査としては,陰茎海綿体内血液ガス分析,超音波カラードプラ検査,造影CT検査,MRI検査が有用である.
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