Japanese
English
皮膚科泌尿器科座談会
皮膚科及び泌尿器科の今昔を語る(その一)
TALKING ABOUT THE PAST AND PRESENT OF DERMATOLOGY AND UROLOGY IN JAPAN
岩下 健三
1
,
高橋 明
2
,
片岡 八束
3
,
大矢 全節
4
,
北村 包彦
5
,
横山 硈
6
,
大森 清一
7
,
山本 俊平
8
,
樋口 謙太郎
9
,
土屋 文雄
2
,
辻 一郎
1
,
大熊 博雄
10
,
山本 忠治郎
10
,
百瀬 岸雄
K. Iwasita
1
1北海道大学
2東京逓信病院
3京都府立医科大学
4国立京都病院
5東京大学
6慶応大学
7東京警察病院
8京都大学
9九州大学
10日本大学
1Medical Faculty, Hokkaido University
pp.271-276
発行日 1957年3月1日
Published Date 1957/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201925
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岩下 座談会を始めるに当りまして一言御挨拶申上げます。北海道大学医学部皮膚科教室も大正15年に皮膚科泌尿器科教室として発足し,中途昭和27年に至つて皮膚科教室と泌尿器科教室とに発展分立致しまして,丁度本年を以て創立30周年を迎えることになりました。ついては,これを機会に今回当地に於いて記念学会を催すことに致しました処,遠路にも拘りませず関東,関西は申すに及ばず,遠く九州,四国方面からも殆ど全国各地から斯界の権威の方々が多数御参加下され,主催者として衷心より感謝感銘致して居ります。で,今日は該学会に於ける一つの企としましてこの座談会を催すことに致したのであります。話題は「皮膚科及び泌尿器科の今昔を語る」という非常に大きな題目で,勿論限られた時間内では到底お話し盡されないことと思いますが,どうぞ時間の許す限り食後の放談といつた軽い御気持で縦横にお話を願えれは幸甚に存じます。
甚だ僣越で御座いますが,最初に私が司会と申しましようか進行係をさせて頂きますが,丁度同じ時刻にグランドホテルで「皮膚疾患とホルモン」というもう一つの座談会を催して居りまして(註:ホルモンと臨床,第4巻,第7号掲載),私はその方にも一応顔を出さなければなりませんので,中途から御迷惑ながら大森清一博士に司会のバトンを御願いしたいと思つて居ります。
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