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フオツクス・フオアダイス氏病について
山田 瑞穂
1
1京都大学医学部皮膚科教室
pp.193-197
発行日 1956年4月1日
Published Date 1956/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201650
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I.緒言
フオツクス・フオアダイス氏病は1902年,Geo-rge H.FoxとJohn A.Fordyceが報告したに始まり,特有なる罹患部位・甚だしい掻痒・好発年.齢及び的確な治療の困難なことなどにより注目されている稀有な疾患である。本邦においては大正15年主氏1)が第1例を報告し,以降40例の報告を見るに過ぎない。余は本症の最若年の1例を経験したのでこれを報告し,かつ文献的考察を試みたい。
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