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皮膚結核症の統計的観察
勝見 秀也
1
1新潟大学医学部皮膚泌尿器科教室
pp.593-595
発行日 1955年8月1日
Published Date 1955/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201477
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緒言
皮膚結核症は環境,気象等に重要な関係ある事は既に幾多の人々に依つて述べられて居り,本邦に於てもこれ迄に各地方に於て統計的観察は行われて来て居る。それ等には幾分の相違は見られるが大体皮膚科患者総数の0.5〜1.5%位と述べられて居る。
私は新大皮膚科に於ける昭和7年1月より29年12月に至る23年間の皮膚結核患者360例に就て統計的観察を行なつたので其等の結果を報告する。
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