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汎發性色素増多を伴つた結核疹の1例
佐野 榮春
1
,
淸水 潤一
1
1兵庫縣立醫科大學皮膚科泌尿器科教室
pp.271-273
発行日 1952年6月1日
Published Date 1952/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200737
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慢性の炎症又は腫瘍患者に,皮膚に色素異常を認めることは稀な事ではなく,中でも梅毒性色素増多症(色素性梅毒)は有名であるが,結核とくに皮膚結核と合併して色素沈着を來たす症例はきわめて報告に乏しい。今回我々はその1例を經験したので報告したいと思う。
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