特集 進化するカテーテルインターベンション—適応の広がりとデバイスの革新
Ⅲ章 構造的心疾患(SHD)に対するインターベンション
経皮的僧帽弁交連切開術(PTMC)
神﨑 秀明
1
1国立循環器病研究センター心臓血管内科部門心不全科
pp.397-402
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200605
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Point
・僧帽弁交連部の一方に石灰化があると,PTMC後に対側でMRが増悪するリスクがある.
・PTMC後に有意なMRの増悪なく,僧帽弁口面積1.75 cm2以上が理想の目標である.
・近年,PTMCの適応は,高齢者における低侵襲治療としての役割も求められている.
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