特集 プレシジョン・メディシン時代における腫瘍循環器学の重要性
Ⅰ章 腫瘍循環器学とは
疫学研究からみた腫瘍循環器学の必要性
大倉 裕二
1
1新潟県立がんセンター新潟病院腫瘍循環器科(循環器内科)
pp.522-528
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200522
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Point
・がんと心臓病は危険因子を共有しているため,がん患者は心臓病を合併しやすい.
・心臓病の危険因子への介入は,がんと心臓病の双方を予防する.
・不全心由来の液性因子ががんの増殖を促進する現象が注目されている.
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