特集 心エコー図で何を見る?—スクリーニングから精査まで
Ⅴ.病棟編—精査とその解釈のために
感染性心内膜炎(IE)
楠瀬 賢也
1,2
1徳島大学病院循環器内科
2徳島大学病院超音波センター
pp.326-333
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200371
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
・経胸壁心エコー検査で陰性であっても,IEが臨床的に疑われる場合には,積極的に経食道心エコー検査を施行する.
・初回検査で検出できなくても,IEの疑いが続く場合は,繰り返し検査を実施することが重要である.
・造影CTやFDG-PETを用いることで,IEの診断精度を上げることができる.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.