特集 心疾患治療としての心臓リハビリテーション
Ⅱ.心臓リハビリテーション実施法
手術前に行う心肺運動負荷試験および術前リハビリテーションの重要性—ヨーロッパの現場から
中出 泰輔
1
1群馬県立心臓血管センター循環器内科
pp.226-232
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200250
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Point
・CPXは客観的に患者の運動耐容能を評価することが可能である.
・術前にCPXを実施することにより,患者の術前リスク評価,治療方針の決定,併存している疾患の同定および術後起こりうる合併症の予測が可能となる.
・術前にリハビリテーションを行うことにより,術後の合併症発生リスクを低減させる.
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