特集 不整脈診療—ずっと疑問・まだ疑問
Ⅰ.不整脈診療のベーシック
心房細動のトライアル:「絶対の3つ」と「大事な3つ」
髙橋 尚彦
1
1大分大学医学部循環器内科・臨床検査診断学講座
pp.398-402
発行日 2017年7月1日
Published Date 2017/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200059
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Point
・フレイルな患者に対しては抗不整脈薬によるリズムコントロールよりレートコントロールのほうが安全である.
・レートコントロールにおいて徐脈,100/分を超える頻脈は良くない.目標安静時心拍数は心不全合併の有無にかかわらず80〜90/分程度である.
・植込み型心電計で潜因性脳梗塞患者の心房細動検出率が上昇する.
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