特集 Clinical Scenarioによる急性心不全治療
Ⅷ.トピックス
新しい心不全治療薬の可能性
絹川 真太郎
1
1北海道大学大学院医学研究科循環病態内科学
pp.170-174
発行日 2017年1月1日
Published Date 2017/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200026
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Point
・急性心不全治療において,退院後の死亡率に良い影響を及ぼす急性期治療薬剤は知られていない.
・現在,serelaxin(relaxinファミリーぺプチド)やularitide(ナトリウム利尿ペプチド)の第Ⅲ相試験が行われている.
・複数の血管拡張作用を有し,その他付加的な作用がある薬剤の開発が進行中である.
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