特集 呼吸器救急と呼吸管理
Ⅲ.呼吸器急性疾患への呼吸療法
低流量酸素,HFNC,NPPV
櫻谷 正明
1
1JA広島総合病院救急・集中治療科
pp.605-613
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200507
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Point
・低流量酸素やHFNCは吸入酸素濃度が患者の呼吸によって変化しうる.また,NPPVのほうがHFNCよりも高い陽圧をかけることができる.
・NPPVやHFNCを行う前に,原因疾患と重症度から治療失敗リスクを考え,ハイリスク患者は気管挿管をすぐに行うことができる環境で管理する.
・初期評価は1〜2時間で行い,必要な気管挿管が遅れないようにする.
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