特集 間質性肺炎 徹底討論!—鳥からは逃げられない過敏性肺炎,放置してよいのかILA
Ⅱ.総論
間質性肺炎のMDD診断で心がけていることは?
新井 徹
1
,
井上 義一
1
1国立病院機構近畿中央呼吸器センター臨床研究センター
pp.318-323
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200468
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Point
・臨床医,放射線科医,病理医が合議により診断することを多分野集学的検討(MDD)診断と呼ぶ.
・臨床医はMDD前に膠原病や過敏性肺臓炎などの可能性を考えて評価し,特発性かどうか十分検討を行う.
・MDDで特異的診断に至らない場合,分類不能型特発性間質性肺炎と診断するが,最も可能性が高い診断(“仮診断”,“作業診断”)を決定し,管理を行う.
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