特集 失敗できない若手のための 呼吸器診療実践ガイド
Ⅲ.各論
喀血の患者に遭遇したら
丹羽 崇
1
1神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科
pp.546-550
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200401
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Point
・喀血診療の目標は,緊急度と重症度を見極めて,喀血死を防ぎ,患者のQOL維持を目指すことである.
・喀血には必ず原因がある.特発性という診断名に甘んじず,原因に応じた治療を行うことが重要である.
・インターベンション手技の発展により,大量喀血だけでなく反復性喀血までその適応が拡がっている.
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