特集 実地診療に役立つ睡眠時無呼吸症候群(SAS)と睡眠関連低換気障害の現況と課題
Ⅰ.睡眠呼吸障害の種類,病態生理と診断
肥満低換気症候群を含む睡眠関連低換気の種類と病態生理
坪井 知正
1
1独立行政法人国立病院機構南京都病院呼吸器センター
pp.414-422
発行日 2019年8月1日
Published Date 2019/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200271
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Point
・睡眠関連低換気では,睡眠中に低換気となり血液ガスのPaCO2が上昇している.
・肥満低換気症候群,薬物または物質による睡眠関連低換気,身体疾患による睡眠低換気が主たるものである.
・睡眠中の低換気の治療にはPAP療法(CPAPやNIV)が行われる.
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