特集 結核・非結核性抗酸菌症—エキスパートが教える 実臨床に役立つ最新知見
Ⅰ.結核・非結核性抗酸菌症の臨床
非結核性抗酸菌症治療薬剤の副作用と対策
佐々木 結花
1
1公益財団法人結核予防会複十字病院呼吸器センター
pp.630-636
発行日 2018年11月1日
Published Date 2018/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200194
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Point
・クラリスロマイシンは主たる副作用として,味覚障害,肝障害,消化器症状などを認める.
・リファンピシン,リファブチンは主たる副作用として,肝障害,腎障害,骨髄抑制,アレルギーなどを認める.リファブチンはぶどう膜炎も認める.
・エタンブトールは主たる副作用として,中毒性視神経炎,末梢神経障害,骨髄抑制,アレルギーなどを認める.
・ストレプトマイシンは主たる副作用として,腎障害,聴神経・前庭機能障害などを認める.
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