特集 「咳嗽」と「喀痰」を診る
Ⅱ.咳嗽・喀痰を来す主な疾患
急性呼吸器感染症による急性症状としての咳嗽,喀痰の診療
宮下 修行
1
1川崎医科大学総合内科学1
pp.386-392
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200158
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Point
・普通感冒による咳嗽は2週間以内に軽快することが多く,感染後に2週間以上続く,または増強する咳嗽の場合はウイルス以外の微生物を考慮する.
・慢性咳嗽の原因疾患の咳嗽が感染を契機に誘発または顕性化することが多いため,急性咳嗽の診療では感染症を含めたすべての咳嗽疾患を考慮する必要がある.
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